取扱素材

Raw material we handle

アルガトリウムAlgatrium

ブルディ・テクノロジー社 アルガトリウムAlgatrium by Brudy Technologies

スペインのブルディテクノロジー社がバルセロナ大学のドミンゴ博士との共同開発のすえ、約5年の歳月をかけて開発されたDHAを高含有した天然素材です。特許を持つ「アルガトリウム」はスペインをはじめ広くヨーロッパで高く評価されており、2008年に開催された国際食品素材展示会【Health Ingredients Europe】において、最優秀機能性食品原料賞(Best Innovation in Health Ingredients) を受賞しました。
アルガトリウム
Health Ingredients Europe
Best Innovation in Health Ingredients

アルガトリウムとはWhat is Algatrium

私たちが耳慣れない響きのこの言葉は、実はマグロから取れた魚油を濃縮し、DHAを非常に多く含むオメガ3 オイルの名前です。
マグロから抽出される天然素材で、広く健康成分として知られるDHAを豊富に含み、「活性型DHA」とも呼ばれています。このアルガトリウムには、非常に優れた2つの特徴があります。
1 細胞内の抗酸化力を増強する
2 活性酸素によるダメージから細胞やDNAを守る
アルガトリウムは世界で日本に次いで多くのマグロを水揚げしている漁業国でもあるスペインで製造されています。DHA は良く耳にする言葉ですが、ドコサヘキサエン酸という脂肪酸で、私たちはこのDHAを体内で製造することができないため、食事から摂取する必要のある必須脂肪酸といわれています。このDHAが効率よく体内へ吸収されるためには本来の自然界にあるのと同じトリグリセリド型で摂取することが望ましいといわれています。アルガトリウムはその85%がトリグリセリド型です。
DHAを多く含む製品にはたくさんの種類がありますが、アルガトリウム(活性型DHA)は高い生理活性をもち、世界で唯一の細胞の抗酸化を行うDHAです。しかも、ビタミンCなど他の抗酸化成分よりもはるかに強力な抗酸化作用を体内で発揮し、酸化により起きるDNAの損傷から私たちの細胞を保護するのです。

アルガトリウムの効果Effects of Algatrium

「日焼けをして肌が黒くなるのは、紫外線の影響でメラニンが増えるから」といわれています。これは、私たちの皮膚を紫外線により生じる活性酸素から守るための保護作用によるもの。「メラニン」は正確には2種類、肌が黒くなったり、シミ、ソバカスが増える原因の「黒色メラニン」と白い肌のもとになる「肌色メラニン」があります。肌色メラニンを増やすためには、皮膚細胞を酸化ストレスによる細胞老化から守る「グルタチオン」が一役買います。グルタチオンは肌の細胞を酸化ストレスから守るだけでなく、グルタチオンが増加することで、黒色メラニンではなく、肌色メラニンが作られることがわかっています。私たちの体内でグルタチオンは年齢と共に減少する傾向がありますが、体内のグルタチオンを増やすことは、肌の抗老化だけでなく、シミ・ソバカス、肌の美白への効果が期待できます。

グルタチオンとは

私たち人間の細胞内にも多く存在する抗酸化物質です。活性酸素の働きを妨げたり、過酸化脂質の生成を抑制して老化、生活習慣病などの予防効果が期待されます。また、アスガトリウムは体内のグルタチオン生産を促進する効果があるといわれています。

Wの美白効果

①メラニンを作らせない
細胞内の抗酸化力を増大させることにより、日光の照射(紫外線)による活性酸素の発生を低減させ、メラニン生成の暴走によるシミの発生を抑えます。

②メラニンを作っても黒くさせない
グルタチオンを体内で増やすことにより、メラニン生成の各過程を阻害し、最終的には目立たない肌色メラニンへ向かわせる働きをします。

抗酸化物質グルタチオンを増加させるMake increase glutathione, antioxidant substance

体内にある解毒、抗酸化防御系の重要因子であるグルタチオン量の変化。アルガトリウムをヒト網膜細胞に加えて(0.5μM)、96時間反応させたところ、通常反応ではアルガトリウムを添加しないものに比べてグルタチオン量が約300%増加しています。(バルセロナ大学とブルディテクノロジー社共同研究)

サンブロック効果

アルガトリウムの美白作用を調べるため、モルモットにアルガトリウムを投与し紫外線を照射して生じる色素沈着を測定しました。その結果、【グラフ1】の通り投与したアルガトリウム量に応じて、明度(L*値)が低下しアルガトリウムにより色素沈着が抑制されることが分かりました。
グラフ

抗酸化酵素の活性能向上Make grow the activity power of anti-oxidant enzyme

人の身体には過剰になった活性酸素を過酸化水素と酸素へ変換するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)という酵素があります。酸化ストレスを与えた場合は対照のSOD活性は低下しますが、アルガトリウム添加(0.5μM) の場合はSOD活性が顕著に向上します。SODと同様に活性酸素を除去する機能を持つグルタチオンペルオキダーゼ(GPx)の酸化ストレス下の活性をみるとアルガトリウム添加(0.5μM)ではGPxの活性が大きく向上していることがわかります。このことから、アルガトリウムは人が持つ抗酸化酵素の活性を向上させる働きがあると考えられます。
(バルセロナ大学とブルディテクノロジー社共同研究)
グラフ

皮膚の細胞において活性酸素の蓄積を大きく抑制Restrain the accumulation of active oxygen in the skin cell

【写真1】は、ヒトの皮膚細胞にアルガトリウムを添加した場合(写真下)と添加しなかった場合(写真上)の活性酸素の蓄積状態を蛍光顕微鏡で視覚的に示したものです。アルガトリウムを添加しなかった細胞では時間を追うにつれ(0分、15分、30分)活性酸素の蓄積がほぼ抑制されています。
(バルセロナ大学とブルディテクノロジー社共同研究)
グラフ

DHAを超える高い活性酸素防御率Block active oxygen more than DHA

【グラフ2】はアルガトリウムと他のDHA(魚油と化学処理したDHA)の3つの抗酸化力を比較した結果です。魚油や化学処理したDHAでは、活性酸素の発生を低下させる(防御する)作用がほぼ認められなかったのに対し、アルガトリウムを添加した皮膚細胞は、活性酸素の防御率が高いことが示されました。
(バルセロナ大学とブルディテクノロジー社共同研究)
グラフ

ビタミンCと比較しても抗酸化力が格段に高いOutstanding anti-oxidation power even compared with vitamin C

【グラフ3】はアルガトリウムと各種抗酸化剤(NAC、システイン、CoQ10、ビタミンE、ビタミンC)の活性化力を比較した結果です。アルガトリウムは網膜細胞の活性酸素に対する高い防御率を発揮し、一般的な抗酸化剤と比較して格段に高い抗酸化力を示していることがわかります。
(バルセロナ大学とブルディテクノロジー社共同研究)
グラフ

臨床試験でも抗酸化力を発揮Show its anti-oxidation power in the clinical test

【グラフ4】はアルガトリウム摂取によってヒトの体内でも抗酸化作用が起こっているかどうかの臨床試験結果です。被験者にはアルガトリウムを4か月間飲んでもらい、激しい運動により活性酸素が発生する状態で測定を行いました。その結果、開始時と比較して血漿総抗酸化能(TAC)が向上(=抗酸化力アップ)し、脂質過酸化の指標であるマロンジアルデヒド(MDA)が低下し脂質過酸化に対して保護作用(=酸化抑制)が確認されました。また、老化や病気、身体の不調などは活性酸素によるDNA 損傷が原因の一つですが、DNA損傷具合を示す8-OHdGの変化をみると、15日後にはDNA損傷が大きく減り3ヶ月後も低いレベルで推移しています。かなり激しい運動をしているにも関わらずアルガトリウム摂取によりDNAの損傷が最低限に抑えられたのです。これらの結果から、アルガトリウムを継続的に飲むことでヒトの抗酸化能を向上させることがわかりました。(ムルシア大学とブルディテクノロジー社共同研究)
グラフ